太極拳練習報告 2015年9月13日 日曜クラス
- 2015/09/14
- 00:16
ここのところ、日曜クラスでは、基礎練功法や基本功を改めて練習する機会が多い。
理由は、今年から刀術を指導してみて、改めて姿勢や歩法、身法といった所謂「基礎」の重要性が如実に顕れてきたからである。
とはいえ、当門の基礎的な練習法は何十種類もあり、その全てを毎回練習する訳にもいかず、本日練習したものは、最重要なものの中から更に厳選して「これだけは、日常的に練習してほしい」といったものを改めてカリキュラム化したものである。
全てを撮影した訳ではないが、いくつか写真をアップしておくので各自で自分の姿を確認して頂きたい。

站樁 (抱球樁 中段) 建物で言えば、柱を作る稽古法。

三角歩 (太極歩) 建物で言えば、基礎、土台を作る稽古法。

八卦掌の単換掌を斜行して練る練習法。これもやはり土台作りである。

腰の高さを一定に。着地は薄氷を踏むように自分でコントロールできるように。

刀術の纏頭平斬。武器と内功をいかに一致させるかが鍵である。

同じく刀術の虚歩蔵刀。この構えに、基礎の全てが顕れる。
この後は、刀術の応用技法をいくつか練習しましたが、応用技法には必ず基になる基本技法があります。応用技法は、その連絡変化や歩法の変化を用います。次回以降の刀術講習では、応用技法を用いた套路の練習が入ってきますから、各自で基本技法を確認しておいて下さい。
刀術(武器術)を指導してみて改めて思うのは、やはり土台、脚力の重要性である。重い武器を操作するには、土台がしっかりしていないと姿勢がすぐに乱れてしまい、無理無駄な力で武器を扱ってしまうようになる。その無理な姿勢や無駄な力がクセや習慣になってしまわないよう、今日練習した内容を日頃からぜひ習慣づけて頂きたい。
湧泉会のトップページ へ >>
当ブログの記事が参考になった方は、ブログランキングへのご投票をして頂けると感無量です(^人^)



Copyright(C)2003-2015 福岡伝統太極拳 湧泉会 All rights reserved.
当会の許可無く転載を禁じます。
福岡伝統太極拳 湧泉会 公式ホームページ。
中国武術の時間 湧泉会 公式ブログ
福岡八卦掌研究会 八卦掌専修教室
福岡伝統中国武術協会 協会の各教室の紹介
twitter@yusenkai 当会の練習記。
湧泉会@facebook 湧泉会公式facebook
- 関連記事
-
-
2016年度のテーマ 【拳法としての太極拳を取り戻す】 2016/01/25
-
鄭志鴻老師の最後の授業 2015/12/29
-
太極拳練習報告 2015年9月13日 日曜クラス 2015/09/14
-
刀術の徒手技法 2015/06/28
-
2015年度のテーマ 〔基本功から基礎刀術への融合・発展〕 2015/05/16
-
スポンサーサイト