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書籍☆中国武術史 1 太極拳の科学

中国武術を学び始める理由は人さまざまであるが、当会の男性会員の話を聞いてみると、50代ではブルース・リーの影響を受けた人、40代では松田隆智氏の書籍や「拳児」「男組」などの漫画の影響を受けた人が多い。また30代以下の人では、近年の古武術ブームで興味を持った人も多いようだ。私自身は、幼少の頃よりのプロレスファンであり、10代中盤からはU・W・Fの影響で格闘技を始めた。その格闘技の延長線上で中国武術に興味を持ち、現在まで続けてきた訳であるが、やはりその過程で数多くの中国武術系の書籍との出会いがあった。

このブログサイトは、amazon.co.jp のアソシエイトと提携しているので、今回私も改めて中国武術系の書籍を検索してみた。大変懐かしい書籍もあり、またその当時のことを思い出したりもした。

そこで今回から、書籍☆中国武術史とのカテゴリで当時の修行経験なども思い出しながら、主に中国武術系の書籍を紹介してみようと思う。なお印象に残っている書籍を中心に紹介する予定なので、必ずしもお勧めの書籍ではないことをご容赦頂きたい。

さて、では第一回目に紹介する書籍は、太極拳の科学 陳孺性 (著)である。
ちなみに著者の陳孺性とはPNである。



この書籍を初めて読んだのは、確か図書館だったと思う。正直内容に関しては、今にして思えばというところもあるが、何しろ四半世紀も前に出版された書籍である。当時の中国武術系の書籍のほとんどは、立ち方や突き蹴りの基本、そして型が一つか二つ紹介されていて、最後に型の用法といった感じで、正直空手の教本とさして変わらないものばかりだった。それらと比べれば、当時としては、かなり画期的な書籍だったと思う。

当時の私は、まだまだ格闘技やウェイトトレーニングが練習の中心であり、中国武術系の書籍はさっと目を通す程度であったのだが、不思議とこの書籍は一気に読んでしまった記憶がある。つまり読みやすくて面白かったのだろう。またこの当時は腰を痛めたりして、体力的なものや技術的な部分で伸び悩んでいたこともあり、この頃を機に中国武術(特に内家拳)に興味を持ち始めたように思う。現在まで何度か改訂されながら再版を続けているようだ。興味のある人は、図書館ででも借りてみたらいかがだろうか。amazon.co.jpでも中古品であれば、かなり低価格で購入できるようである。

また、続編として太極拳の神秘―太極拳パワーの謎を解き明かすもある。こちらでは陳家太極拳を紹介しているようだ。私が読んだ当時は、続・太極拳の科学の題名であった。



ちなみにこの書籍のビデオ版が当時販売されていたのだが、当時は高価で買えなかった。近年になってDVDに録画されたものを見る機会があったが、見てみると何とも言えない複雑な感情を抱いたものだ。


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