中級編2 優先順位を決める。
- 2012/08/30
- 23:46
さて中級編の1を公開してから、しばらく経つが、中級者の皆さんは読んでくれただろうか。
また読んだ上で何を考えているだろうか。
読んでいない方は、何も変わっていないだろうし、読んだ人も私が見た限り、残念ながら何の変化もないようだ。
今回も少し厳しい話になるが、中級者が具体的に何をしていかなければならないのか、記しておくので、中級者の方はもちろん、初心者の方も今後のためのヒントにしてもらいたい。
初心者の場合は、学んでいる内容自体がそれほど多くないのだから、単純に学んだ内容をどんどん練習していけば良い。しかし、中級者の場合は、前回も書いたように当会の場合、基本功や単式練習が他派と比べて非常に多く、中級者のレベルでも、かなりの数の技法や練習法を学んでいることになる。
それゆえ、今学んでいる内容を練習するのが精一杯で、過去に学んだ内容まで復習する時間など無いといった、言い訳が通用するわけだ。
そして、その言い訳を続けた結果、基本功の一元や二元の動きは、学んだ頃のまま、つまり初心者と同レベルのままで停滞している方も多い。
どんなに口で練習しているといっても、姿勢や基本功を見れば、どの程度の練習をしているのかは、すぐに分かる。ひどい人になると、その技法を忘れていて、新しく学んでいる人達の動きを真似している人もいる。それでは本当の功夫など何年経とうが身に付かないのも納得いく。
私自身は、別にそれでも構わないのだが、本当に功夫を身に付けたい人は、このままではダメだという事に気付くと思う。気付かないし、考えもしないという人は残念ながら上達は望めない。
では具体的にどうするかだ。
はっきりいってしまえば、今まで学んだ技法や練習法に優先順位を付けるということである。
ひとつの例を挙げれば、
①できるだけ毎日練習したほうが良いもの
②週に2~3回くらいは練習したほうが良いもの
③週に一度くらいは練習したほうが良いもの
何を最優先にするかは、中級者であればさすが分かっている筈だ。そしてその次に何を優先するべきかも考えればすぐに分かる筈だ。
できれば表を作るなどして、各項目に自分自身で当てはめてみてほしい。
そして、その上で何をすべきか更に考えていただきたい。
2012,08,30 記
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それゆえ、今学んでいる内容を練習するのが精一杯で、過去に学んだ内容まで復習する時間など無いといった、言い訳が通用するわけだ。
そして、その言い訳を続けた結果、基本功の一元や二元の動きは、学んだ頃のまま、つまり初心者と同レベルのままで停滞している方も多い。
どんなに口で練習しているといっても、姿勢や基本功を見れば、どの程度の練習をしているのかは、すぐに分かる。ひどい人になると、その技法を忘れていて、新しく学んでいる人達の動きを真似している人もいる。それでは本当の功夫など何年経とうが身に付かないのも納得いく。
私自身は、別にそれでも構わないのだが、本当に功夫を身に付けたい人は、このままではダメだという事に気付くと思う。気付かないし、考えもしないという人は残念ながら上達は望めない。
では具体的にどうするかだ。
はっきりいってしまえば、今まで学んだ技法や練習法に優先順位を付けるということである。
ひとつの例を挙げれば、
①できるだけ毎日練習したほうが良いもの
②週に2~3回くらいは練習したほうが良いもの
③週に一度くらいは練習したほうが良いもの
何を最優先にするかは、中級者であればさすが分かっている筈だ。そしてその次に何を優先するべきかも考えればすぐに分かる筈だ。
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そして、その上で何をすべきか更に考えていただきたい。
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