記事一覧

2017年度の指針

本年度の指針としては、まず水曜クラスと日曜クラスでは正式に【中級教程】をスタートしたい。具体的には、陳式太極拳の老架式を教材に、当門では本来七元~八元に相当する内容を共に練習したいと思っている。それに伴い陳式太極拳の散手技法も一部紹介していきたいと思っている。刀術の徒手技法、基礎拳路、対練四法など、そのための準備を昨年からしてきた。太極拳と言うと、一般的には防御を主体とした拳法で近接技法(密接した...

続きを読む

2016年度 【下半期のテーマ】

会員各位下半期に向けての練習のテーマをいくつか挙げておきます。① 基礎拳路の充実② 基礎刀術の徒手技法③ 初級刀術の全套の習得④ 来年度に向けて① 基礎拳路の充実現在指導している基礎拳路に関しては、拳路を覚える事自体が目的ではなく、あくまで拳路を用いて身体を開発していく事に重点を置いて頂きたい。具体的には、できるだけ大きく伸びやかに行い、手先の動きにしないこと。また上半期のテーマであった馬歩をさらに安定させ...

続きを読む

【長拳 基礎拳路】 太極拳 練習報告 2016年7月

当会に伝わっている初級の練習体系の一つとして「長拳 基礎拳路」を紹介する。この基礎拳路は、単に技法の単式を繋げただけではなく、独特の意念を用いる事で、全身の筋を繋げて身体を調和させ、基礎的な功夫を高めるだけでなく、身体のコンディションを向上させる意味合いを持つ練習体系である。馬歩架打 上下、前後、左右と順に意念を拡げていく。Oさんの馬歩の安定性しているなぁ。基礎拳路1 双劈拳。 体の両側面で劈を打ち...

続きを読む

太極拳 練習報告 2016年6月26日

2016年6月26日の日曜クラスの練習風景をご紹介いたします。この日の練習は、南小学校の体育館で行われました。南小の体育館は網戸付きで夏場でも快適に練習できます♪我々の練習は、何時も站樁から始まります。その日の身体の感覚を自分自身で把握します。中段の抱球樁。やはりSさんには一日の長が感じられる。この日は猿圏手の練習を行いました。文字通り、猿が手で円を描く動作です。この動作は攻防の際に必然的に多用され...

続きを読む

太極拳って、どんな拳法?

太極拳って、どんな拳法?と問われれば、私は身体を労りながら、身体を鍛えていく拳法と答える。もう少し深く答えるならば、細心の注意をはらいながら身体を練り、細心の注意をはらいながら身体を強くしていく拳法と答える。実際、そうして鍛えていかなければ、長い年月練習を続けていく事ができないからだ。そして、更に付け加えるならば、身体内面に生じた圧力である身体圧(当会による造語)を運用し、活用していく拳法と答える。...

続きを読む

春から夏にかけてのテーマ 【下勢、馬歩、突き】 2016年春

今年は暖冬と言われながら、福岡でも外出できないような積雪が何度かあり、また先月には過去に経験した事のないような地震もあった。それでも季節は移り、ようやく汗ばむ程の暖かさを感じる春となった。暖かくなったら、強化したいなと思っていたポイントがいくつかあるので、掲げておきたい。① 下勢の強化② 馬歩の安定性③ 突く事への認識① 下勢の強化については、これまでも剣や八卦掌の練習において、いつか徹底的にやらなければ...

続きを読む

2016年度のテーマ 【拳法としての太極拳を取り戻す】

本年度のテーマとしては、少し大げさなようだが【拳法としての太極拳を取り戻す】を挙げたいと思う。私も中国武術を学んで、早20数年が過ぎ、指導者としても13年目となった。その間、幾多の指導者と出会い、また指導も受けてきた。確かに神秘的な技法をお持ちの方もいたし、素晴らしい動きをされる方もいた。しかし伝統門派を学び、また指導している方の多くは、伝統門派としての肩書きや権威に甘え過ぎているようにも思う。ま...

続きを読む

鄭志鴻老師の最後の授業

12月15日、久しぶりに鄭志鴻老師を訪ねてきた。そして、結果としては、この日の稽古が鄭先生との最後の授業となった。当然ショックでもあるし、寂しくもあるが、感傷的なものではなく、今年の春から頻繁に中国への帰国を繰り返されていたので、とうとうこの日がやってきてしまったかといった感じである。今回の中国滞在中に彼が長年研究してきた甲骨文字や古代天文学の研究を認めてくれる機関があり、仕事や住居なども含め、トン...

続きを読む

太極拳練習報告 2015年9月13日 日曜クラス

ここのところ、日曜クラスでは、基礎練功法や基本功を改めて練習する機会が多い。理由は、今年から刀術を指導してみて、改めて姿勢や歩法、身法といった所謂「基礎」の重要性が如実に顕れてきたからである。とはいえ、当門の基礎的な練習法は何十種類もあり、その全てを毎回練習する訳にもいかず、本日練習したものは、最重要なものの中から更に厳選して「これだけは、日常的に練習してほしい」といったものを改めてカリキュラム化...

続きを読む

刀術の徒手技法

ここのところ当会では太極拳の練習日に刀術の徒手技法の練習を行う機会が多い。練習の一部をご紹介いたします。刀術の裹脳平斬の蓄勢。所謂、一般のスポーツでいうタメを作っているのではない事に注目したい。体を捻ってタメを作ると肩が上がってしまい。次の動作の意味が全く違うものになってしまう。重心はやや後ろ、両肩が水平になっている事に注意する。裹脳平斬の開勢。重心の移動と共に両腕を開く動作であるが、腕を開くので...

続きを読む

福岡伝統太極拳 湧泉会

プロフィール

yusenkai

Author:yusenkai
福岡県福岡市・太宰府市・筑紫野市地区を中心に伝統的な楊氏太極拳、陳氏太極拳、馬貴派八卦掌、太極剣、太極刀などの中国武術を専門に練習している教室です。

練習日時/場所

日曜クラス 14:00~
   筑紫野市

月曜クラス 18:30~
   福岡市博多区

八卦掌クラス
詳細は、こちらをご覧下さい。

当会への入会方法については、こちらを参照下さい。

当会へのお問い合せは、こちらからお願いします。

湧泉会 公式facebook

趣味のカテゴリー♪

印象に残った書籍などを紹介しています。

当会代表が印象に残る中国武術系の書籍を当時の思い出と共に紹介。

こちらは、格闘技やプロレス系の書籍のご紹介♪

知っていないと損をする中国武術界独特の習慣や常識を紹介しています。番外編として自主稽古の進めかた等も掲載中!

 NEW!

湧泉会の最新情報をどこよりも早く発信!

当会の練習記をつぶやいてます。たまには良い事も言っているようです(^m^)

QRコードを携帯電話のバーコード・リーダーでお読み下さい。

スポンサーリンク

Twitter