対練四法 (五行手)
- 2016/12/07
- 16:17

当会の練習体系に対練四法をいうものがあります。これらの対練法は、当会に伝統的に伝わってきた原理を基にしながら、私自身が刀術の徒手技法を用いて構成したものです。BSFの徒手技法を構成している際に、これらの技法を逆にどう防ぐかを考えていくうちに形となってきました。具体的な対練四法には、以下の練習方法があります。劈 (上から下に切り落とす動作) 応用として掛がある。撩 (下から上に切り上げる動作)切 (内か...
7月13日の練習日誌 八卦掌の対練
- 2014/07/14
- 00:03

本日の日曜クラスでは、八卦掌の最も根幹となる2種類の力の出し方を学び、それぞれを単式で練り、その後に対練を行った。対練は、形も大事だし、もちろん理屈も大事、しかし最も大事なことは全力を出し切ること。全力を絞りきって、肩は上がらなくなり、形も崩れ、そこから初めて内面の力が出るものだ。それが当門の誇り。私の修行時代も師父にボロボロにやられたものだ。今日の稽古を見ていると、全力を出しているフリをしながら...
07/07の練習記 対練
- 2014/07/08
- 03:22

yusenkai 今日は、青龍探爪に白猿献果の要素を加えた対練を全員で練習してみた。学んですぐに出来るものではないが、やはり強引に力でやってしまう人が多い。また形通りにやったからといって、相手にすぐに技がかかる訳でもない。そこが対練の難しいところ。人体をいかに研究するか各自研鑽して頂きたい。 07-07 01:26...
冬の季節に思う事
- 2011/12/30
- 23:17
一年を通じて太極拳の稽古をしていると、やはり季節ごとに感じるものがある。季節ごとの気分もあるし、その時期その時期に適した練習というのもある。確か馬貴派の李老師にも夏は筋を伸ばし、冬は筋骨を鍛えるという話しを聞いた記憶がある。では、私の場合はどうかと言えば、冬はこの一年に学んだ事の総復習に励む季節である。初心者の場合であれば、站樁や歩法、基本功。開門拳や二套拳を学んでいる方なら、套路練習やその型に含...
推手 改訂
- 2011/03/25
- 14:22

推手について1今回は推手についてである。太極拳を学んでいる方なら、当然聞いたこともあるだろうし、見たこともあるだろう。二人一組で片手なり両手を接触させて、腕を回しながら押し合っている練習である。では、一体何のためにこのような練習を行なっているのであろうか。推手の練習法自体は、中国武術の多くの流派で採用されている搭手という手を接触した状態から始める自由組手の稽古法から発展したものであると思う。搭手の...